MILKY'S WAY

中国語と資格試験と旅行とかについて気の向いたときに書いてます。

HSK6級に合格&その対策

f:id:milkieees:20171017213710p:plain今年の9月に受験したHSK6級で合格点である180点以上を取得することができました。

 

このHSK6級は1級から6級まであるHSK試験のうち最上位級であるため、中国語を学習されている方にとっては一つの節目となる試験といってもいいかと思います。

私も本格的に中国語の勉強を始めた1年半前の大学2年生の始め*1の頃から、「いつかHSK6級に合格してみたいな、だけどいつ取れるかな」などと思いを抱いていたものです。

 

私自身の事情と致しまして、6月に中国語検定(中検)2級を受験し、そこから7月末の大学の定期試験の勉強があり、そして8月の青島でのHSK短期留学があったので、HSKの本格的な対策は8月中旬から行ってきました。なので、この1か月の間でどのようにHSK6級の対策を行なってきたかについてまとめたいと思います。

 

目次

 

 

1 听力 

听力は日本人受験者にとって一番の難関になるかと思います。更にHSK5級と比べて、単語の難しさ、文章の長さの観点(話すスピードはあまり変わらないように思います)に於いてはかなり難易度が上がります。なので听力パートではいかに簡単な問題を拾っていき、難しい文章があったとしてもその中で簡単な問題を拾いにいくかが大事になるかと思います。

 

听力にも第一部分、第二部分、第三部分とありますが、私が思うにこれを難易度順に並び変えると簡単な順に

①第一部分→②第三部分→③第二部分

になるかと思います。

①第一部分は文章もほかに比べて文章の長さがかなり短く、文章に一つに対して設問が一つだけ付与されています。

さらにこの部分の問題が他の部分と大きく違う点はあらかじめ何を聞き取ればよいかということがわかっているということです。つまり他の部分では文章を聞いてその後放送で流れる質問内容を聞き取り設問に答えるという形式ですが、この部分は「聞き取った内容と一致する選択肢を選びなさい(请选出与所听内容一致的一项)」と事前に質問が与えられています。

従って、ここは点数の稼ぎどころです。逆にここで点数が取れないようだと、ほかの部分で点数が取れるのか怪しくなってきます。

②第三部分は一つの文章に対して設問が3~4個付与されている問題で、5級の第二部分の後半部分(一つの文章に対して設問が2~3個付与されている)の問題と形式としてはかなり似ています。

どこが3問問題でどこが4問問題なのか放送を聞く直前までわからないため、事前に選択肢に目を通しておいて、どの選択肢に目を通しながら放送を聞くかをあらかじめあたりをつけておいた方が慌てなくてすみます。

③第二部分は5級の試験にはなかった形式の問題で、2分半程度のインタビューを聞き与えられた5つの設問に答える形を取っています。

この部分は他の2つの部分と比べて1つあたりの文章量がかなり長いため、もし途中で何を言っているのかわからなくなり頭がフリーズしてしまった、といったことが起こった場合に5つの問題を芋づる式に間違える可能性があります。また厄介なことに5つの設問の最後の問題は文章全体を問うような設問(关于男的,可以知道什么?根据对话,下列哪项正确?など)が付与されている場合が多いため、暗記力も問われます。その意味で第二部分が一番難しいかなと思っています。

ただコツはあります。このインタビューは(男、女)のペアが3~6回やりとりを繰り返す形式で、特に4~5回の繰り返しが多いです。従って、例えば:

女:〇〇〇?

男:△△△。←ここに1つめの答えが存在する場合が多い。

女:〇〇〇?

男:△△△。←ここに2つめの答えが存在する場合が多い。

・・・

という感じで、1組のやり取りの中でインタビューをされる側が答えを1つずついうパターンが結構あります。これを意識するだけでも単語だけを聞き取って答えられる問題が多いので試してみてください。

 あと听力パート全体の部分に共通して言えることですが、選択肢に出てくる固有名詞や普段見慣れないような単語にはあらかじめマークしておいたほうが良いです。していないで聞くのより断然理解の仕方が違います。

 

私の具体的な听力の勉強方法は大きく分けて2つあり、

①ディクテーション ②音読・シャドーイングなどの発音練習

をしていました。

①は音源を聞いて、その音を頼りに音を文字化する練習のことです。

HSK6級のリスニングは話すスピードがとても速いので、その速さに負けて何を言っているのかわからなくなる時があります。ディクテーションでは何回も自分のペースで音源を聞くことができるため、自分がその速さに負けて何を言っているのかわからないのか、それとも元から自分の知らない単語がたくさん含まれているからわからないのかがはっきりします。

このディクテーションはリスニング力をつけることができるだけでなくて簡体字を書く練習にもなるので、中国語学習でのディクテーションは他の言語と比べても重要な学習方法だと思っています(他の言語を真面目に勉強したことがないので断言はできませんが)。あと図書館など音読ができない場所でもリスニングの練習ができる点もいいですね。

②は①が終わった文章に対して、行っていました。

特に中国語の文章の音読をとても重要視しています。前まではシャドーイングだけで発音練習を済ませていましたが、ある日自分のシャドーイングの音声を聞いてみると自分がめちゃくちゃな発音・テンポで中国語を発音していることに愕然としました(速い中国語の音声に無理やりついていこうとしていました)。なので近頃は

Ⅰ:中国語のお手本となる音声を一文聞く。

Ⅱ:音声を止めて、それに続いて自分一人で文章を音読する。

Ⅲ:その音読をICレコーダーで録音し、それを聞いて自分が納得するくまで発音・テンポを意識しながら改善する。

Ⅳ:お手本の音声を聞かずともすらすら音読できるようになったらシャドーイング開始。シャドーイングと音読を1回ずつ繰り返す。

という順番で音読とシャドーイングの練習をしています。これはHSKの過去問だけではなくて、聴読中国語などの教材でも取り入れている勉強方法です。

巷ではシャドーイング一強という風潮が散見されますが、それと合わせて音読練習をするのが私の中でのおすすめです。

 

 

2 阅读

阅读パートは日本人が最も得意とするパートで、できればここで点数を稼ぎたいところです。私も例に漏れず中国語を読むことは苦手ではないので、阅读パートはあまり対策をしていません。

5級までは厄介な問題もなくスラスラ解けたという方も少なくないと思いますが、6級では

①第一部分 ②第二部分

の2つの曲者問題が存在します。

①は阅读の中で一番最初にくる、そして一番難しいとされる、誤文を探す問題です。

誤文の種類として、

Ⅰ:文法の誤り

Ⅱ:類義語の使い分け、構文、語法に関する誤り

Ⅲ:文法・語法の点での誤りはないが文章全体の意味を考えた場合に意味が不適切・矛盾が生じる

など様々なパターンがあり、これを勉強すれば点数がいきなり上がるという方法はこのパートではあまり通用しなさそうです。

特に私がこの問題を解くとき、Ⅰの文法の誤りはすぐに見つけられ、Ⅱは単語の知識がなければいくら考えても解くことはできなかったので、点数が取れるとすれば意味を考えれば答えが導き出せるⅢの部分だろう、と思いこの観点に関する問題で点数を稼ぐことを意識していました。具体的には、

ア)動詞のその動作主が一致しているか?

イ)同じ意味の単語が重複して使われていないか?

ex:他不过是个再普通不过的家庭主妇,在24岁时初涉文坛,第一部处女作《哈利波特》几年后轰动了全世界,是他一夜之间就成了家喻户晓的作家。

(第一部と处女作が意味の上で重複している故、どちらかを省く必要がある)

のような点に注目をしつつ解いていました。

あと難しい単語・固有名詞が出てきても、それが直接誤りの原因になることはあまりなくて、もっと素朴な点が誤りになっていることが多いので、単語の難しさに引っ張られないようにするといいと思います。

HSK6級の阅读はかなり時間が足りない中で(自分が文章を読むの遅いだけかもしれませんが、私は5分余ればいいなと思っていました)、この部分は精密さが求められるます。この級を受験される方は既に多読教材などを用いて素早く読む練習をされている方も多々いると思いますが、ここの部分を勉強することで改めて精読の大切さも感じさせられます。私はHSK6級の試験が終わった後もここの部分に特化した問題集

https://www.amazon.cn/%E5%9B%BE%E4%B9%A6/dp/B00JJAHX98

amazon.cnのリンクを載せていますが、東京の東方書店には売っていた気がします(2017年3月時点))

で精読の練習をしています。

②は解き方が分かってないとどこからどう手を付けていいかわからなくてあたふたすることになるので、時間がない人でもここの部分はきちんと対策をしてほしいと思います。逆にここは慣れれば安定して点を取ることができます。

HSK5級阅读第一部分にも似たような問題がありますが、違いは5級が((1つの空欄に対してA~Dまでの4つの選択肢)×3~4問)×4文章なのに対して、6級は(3~4つの空欄に対してA~Dまでの4つの単語の組の選択肢)×10問なこと。つまり6級では、空欄と空欄が完全に独立しているわけではないので、「最初の空欄ではAの選択肢に書いてある単語を選びたいのに、2つ目の選択肢ではBの選択肢に書いてある単語が選びたい」という現象が起こります。

この問題は空欄ごとに難易度が異なることに注意します(私も問題を解いた後に解答解説を読みますが、どうも腑に落ちないような解説があったりします)。従って、この部分の問題に対するアプローチとしては、自分が確信を持って「これは明らかに空欄に入れることはできない」と判断できる簡単な選択肢から消去法で絞り込んでいくことです。この部分で要求される知識は類義語に関する知識が主ですが、単に単語の意味を聞いてくるような空欄(副詞・接続詞・成語などが並んだ空欄で特に目立ちます)もちらほらありますので、その空欄で消去法を使うのが良いでしょう。

この消去法で大体選択肢が2つくらいに残り、場合によってはこの段階で答えが確定する場合があります。残った2つの選択肢を選択するのに「ここの選択肢はこれを使う方がしっくりくる、この語の組み合わせを見たことがある、或いはこれは(熟語の一部分などの理由により)この単語を使う必要がある」などの観点により選択肢を選びます。ここの段階では今まで読んだ・聴いた中国語の量がものを言うと思います。

 

第三部分、第四部分は取り立てて言うべきことはなく普通の問題なので、時間配分にだけ気を付ければよいと思っています。

ですから、解く順番・時間配分としては

第三部分(5分)→第四部分(20分)→第二部分(10分)→第一部分(10分)

が私の中でのテンプレートになっています。

 

 

3 书写

これは10分で文章を読んで(メモを取ることはできない)、35分でその文章の要約を元の文章を見ずに400文字程度で書く問題です。

 1回自分で練習をしてみると分かると思いますが、400字は思っている以上に多く後半になるにつれて内容もだんだん忘れてくるので、途中で字数が足りないと思ってもそこから無理やり字数を稼ぐのは難しく、もし字数を増やそうと思っても下書きをしている時間はありません(と言うよりも下書きする紙がありません)ので、字数が足りないと気づいた段階からの調整となります。また35分も意外と短いと感じるはずです。ですから、35分の間で要約を400字で書くこと自体の練習を何回かすることをお勧めします。その文章は添削してもらうのが勿論いいとは思います(もし添削してもらいたいのであれば、無料でも利用できるLang-8というサイトで添削してもらうのが便利かと思います。勿論ユーザー同士が添削をしあうシステムですので、本当にその添削が正しいかどうかは怪しいです)が、私は別に添削してもらわなくてもいいと思います(これは時間内に文章を書くという練習であって、正しい文章を書く練習と位置付けてはいません)。

また文章は10分間の間に3回くらいは読めるようになるといいと思います。最初からじっくり時間をかけて10分かけて1回文章を読むよりも、何回もストーリを頭の中に通した方が長期的な記憶につながります。とは言いながらも阅读の時のように斜め読みをしているだけだと何を書いてあったか記憶できませんから、5W1H(特にWhoの固有名詞は絶対に暗記する)はもちろんのこと、出来事が起こった因果関係に注意しつつ何回も読むことが出来るようにするのが望ましいです。因果関係に注意して読むことで、文章の中で何が起こったかの出来事が暗記しやすくなりますし、文章を書く際にもただ単に出来事を羅列するよりも整った文章になると思います。

あと5級と同じですが、作文のルールはきちんと守りましょう(段落の初めは2文字空けます)。

 この問題も何かを勉強すれば途端にできるという類の問題ではないので、日ごろから中国語で日記を書く、中国語の文章を暗記するなどして地道に中国語力を上げていくのがいいと思います。

 

 

4 その他・総括

 試験は事前説明含めて全部で150分あり、その間は途中退出はできません。途中で便意を催すとそれだけで気が散ってしまい試験に集中できなくなってしまうので、試験前にはトイレに必ず行くようにしましょう。

 

HSK6級の試験はHSK最上級試験だけあって、オールラウンドな中国語力を試されるようになります。従って日ごろからの中国語学習が重要なのは勿論ですが、とは言え試験は試験なので問題の傾向はあり、その意味で過去問演習はとても重要だと思います。特に、上ですでに述べましたが、阅读の第二部分と书写は時間がない中でも過去問演習すると良いと思います。

過去問・問題集は、日本産のでしたら

中国語検定HSK公式過去問集6級[2015年度版]音声DL付 (中国語検定HSK公式過去問集2015年度版)

が有名ですね。

中国産まで広げてみればもう少しありますが、解説が中国語のみであったり、そもそも解説がなかったり、難易度が本番の試験と少し違っていたりと使いづらいなという印象です。

 

 

 

5 おわりに(自分のことに関する話題)

●この前HSKフェアというものにスタッフとして参加した際、休憩時間に三宅さんのセミナーを聴いていたのですが、6級240点が自分一人で中国語を用いてビジネスできる目安だそうです。私もこのお話を聞いたときは「うわ、240点って高いな」と思いましたが、その2日後に結果が発表され、私の点数は240点にはそう遠くない点数。

最近ようやくまともに中国人の話している中国語を聴けるようになってきましたので、やはり6級240点くらいはビジネスでは必要なのかなとも思っています。

 

●10月の上旬に開催された第35回全日本中国語スピーチコンテスト神奈川大会朗読の部大学生・大学院生の部で最優秀賞を頂きました。現在は1月に開催予定の全国大会に進むための審査が行われているそう(定員は3名)です。興味のある方は聴きに来てくださいね。

 

HSK日本実施委員会の方に頼まれて、HSKの2018年度用の願書(ネットで申し込む方が大半?かと思いますので、願書なんてあるのを知らない人が大半かと思いますが)に自分のインタビューが載るかもしれません。興味のある方は発売されたら見てみてくださいね。

HSK 2017年実施試験受験案内(郵送申込み用願書)

*1:中国語の勉強は大学1年生のころからしていますが、単に第二外国語として単位を取る勉強をしていただけでした。大学1年生の終わりの春休みから単語帳や市販の教材(聴読中国語など)を用いて本格的に中国語の勉強を始めました。

第4期HSK奨学金短期留学に参加した感想

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国語学習者であれば恐らく誰でも知っているであろう「HSK」。

このHSKの運営元である孔子学院総部/国家漢弁(孔子学院总部/国家汉办)は2008年から毎年“夏令营(サマーキャンプ)”を開催しています。

一方日本では、このHSKは日本青少年育成協会のHSK日本実施委員会が運営をしていて、2015年夏から日本でもこのサマーキャンプが「奨学金短期留学」として開催されています。

なぜこのサマーキャンプに「奨学金」という名前がついているかというと、それはこのプログラムに於いて、中国国内で発生する居住費・食費・移動代などはすべて中国側の負担で、参加者が負担するのは国内の移動費・中国への渡航費などの必要最低限の費用に限られるからです。

HSKのホームページには第1期~第3期の様子などは載っているので、今回のエントリでは第4期として経験したことを書きたいと思います。特にまだ私が参加する前には3回しかこのプログラムは開催されていないので情報が少なく、参加のための準備も手探りで行っていましたので、私が準備する際に気になったことを重点的に書こうかなと思います。

www.hskj.jp

 

 目次

 

 1.HSK奨学金短期留学が始まるまで

このプログラムに参加するために、今回の場合は

HSK 試験4・5・6級および口試中・高級の受験者のうち一定以上の 成績を収めた方

 ・1995 年 8 月 18 日から 2002 年 8 月 6 日までに生まれた方

中国籍以外の方

という条件が必要だと募集要項には記載されていました。

この条件を満たしていれば、おそらくHSKの方から案内のメールが来るはずです(私の場合はなぜか来なかったので、自分でHSK留学推進室の方にメールで問い合わせをしました。)

ただ、参加者の話を聞いていると、今回の場合はHSK3級で220点以上取得していても案内のメールが来たそうです。

プログラム費用は158,000円(+保険はほぼ強制加入で、私の場合保険料9230円)です。日本国内だけでかかる費用にしては少し高い気もしますが、全体として見た場合に、中国での居住費や食費や観光のための移動代などを込みで考えると安いと思います。

 

 

このプログラムに参加するには2回の選考を受ける必要があります。

1つ目は書類選考による1次審査。

記載事項は、自分自身の基本的な情報、パスポート情報、健康状態、HSKのスコア、中国への渡航歴、自己PR(400字以内)とこのプログラムに期待すること(400字以内)、です。

 

2つ目はSkypeによる2次審査です。

Skypeではカメラを使って面接をしました(ある参加者はどうも電話のみで面接を行ったらしいです)。

面接内容としては、第1次審査の際の書類でも書いた志望理由や、中国語の学習を始めたきっかけを聞かれました。

それに変わった質問として、もし自分がまったくわからない言語を話す国に行くとして3つだけその国の言葉をつかえるとしたら何を選ぶかというものがありました。私は

①その国の言葉の挨拶(日本語でいう「こんにちは」、中国語でいう「你好」)

②感謝のことば

③トイレはどこですか?

という言葉を選びました。

最初に日本語で質問をされ、そのあとに中国語での面接を行います。

中国語での質問内容は

①中国語での自己紹介

②(私が応募時点で北京に行ったことがあったので)北京以外の中国の都市に行ったことがあるか

という質問でした。

 

この2つの審査により合否が決まり、私の場合は5/29に面接を受けて、6/1には合否通知が来ていました(本来は6/13に合否発表がある予定でしたが、予定が繰り上げられたみたいです。)

参加者の中には関東以外にも中部地方、九州地方から参加されている方もいましたし、学校も高校生から大学生、在籍大学もかなり幅がありましたので、地域や学歴で参加者を判断している様子は全くありませんでした。

 

 

合格後はこのプログラムに参加するまでに事前課題を進める必要がありました。

事前課題は

オリエンテーション(8/7)に中国語で自己紹介をできるようにしておくこと

②グループワークの際の調べ学習

A 青島の名所

B 青島の食べ物(食文化)

C 渡航先の青島大学について

の2つがあり、提出は不要でした。

 

 

持ち物に関しては結構悩みました。やはり旅行で中国に行くのと生活をしに中国に行くのとでは持ち物が多少変わってきます。

特に

・バスタオル

・洗濯ネット

・ハンガー

・衣類用洗剤

・参考書などの勉強道具

などの生活用品は旅行するときにはいらないものなので注意が必要です(現地でこれらのものはすべて買えますが、現地に滞在するのは10日間だけなので持っていきました。)

スーツケースは行く直前に97Lのものを買いましたが、正解でした。一回り小さいスーツケースを持ってきていた人はスーツケースのチャックがはち切れそうなくらいにぱんぱんになっていました。一方で私より一回り小さいサイズのスーツケースでも、なんでこんなに荷物が少なくなるのかわかんないくらい悠々と荷物を詰められている人もいました。

 

WiFiはイモトのWiFiを持っていきましたが、引率の方がWiFiの機材を持ってきてくれていたので殆どそれを使っていました。然し一人で迷子になったときとかに自分でWiFiを持ってないと連絡がとれなると困るし(引率からは二人以上で行動するようにとは言われていましたが)、引率の方が近くにいないとWiFiが使えないので、持っていった選択は間違っていなかったと思います(そもそも引率の方がWiFiの機材を持ってくるとは思っていなかったです。)

また寮にも、寮でのみ使えるWiFiがありました。確か日本円で2000~2500円くらいの値段だったと思います。

 

 

2.HSK奨学金短期留学が実際に始まってから

初日は日本の成田付近のホテルでオリエンテーションを行いました。内容は

①自己紹介

②グループワークと発表

③経験者への質問タイム

渡航時の注意事項

⑤夕食

という流れで行われました。

初日はだいたい18時くらいにこれらのスケジュールが終了し、終わったあとは部屋でみんなでトランプで遊んでました。

 

2日目の午前に成田空港から青島流亭空港に向かいます。

一度HSK留学推進室に「成田空港でWiFi機器を受け取る時間はあるか」と問い合わせたところHSK留学推進室からは「そんな時間はない」との返事が返ってきて泣く泣く初日に渋谷まで行ってWiFi機器を取りに行ったのですが、実際に成田空港では30分くらいの自由時間があってその時間にWiFi機器の受け取りや両替をしている人もいました。

ただ、イモトのWiFiは渋谷の本社受け取りにすると手数料が無料になるので、重いスーツケースを持ち運ぶのが苦にならなければ、本社受け取りでもいいかと思います。

 

青島大学についたら早速3日目から始まる授業のクラス分けテストをしました。とは言っても希望すればどちらのクラスでも受けられるような仕組みでしたので、気楽に受ければいいと思います。

クラスは今回の参加者のHSK所持級に合わせて、HSK4級を目指すクラスとHSK5級を目指すクラスの2つに分かれていました。

私は既にHSK5級を持っていましたが、授業ではただ単にHSKの問題を解くだけでなくて様々な知識を教えてましたし、クラスが5人と少人数だったので発言する機会が多く、退屈になることはなかったです。

 

また3日目から2コマの授業後に中国文化体験の授業が毎日あります。私たちは「水墨画」、「中国結び」、「切り絵」、「書道(行書)」の4つを体験しました。

これはどうも年によって変わるようで、1期生~3期生は武術や民族ダンスなどもやったそうです。

 

午後からは観光の時間です。

観光の時間では、車に乗り様々な観光スポットを回りました。

いつも私が一人で観光する際は、中国の交通費はそんなに高くなくてバスも1元(約16円)くらいで乗れるのですが交通費をケチるために歩いて、3日目には足がぱんぱんになるということを経験しているので、これはうれしいです。勿論この乗車代は上述の通り中国側が負担しています。

私としては、各所いろんなところは回れたけれども参観料を払って内部を見学するという機会が少なかったので、もう少し見学するところは少なくていいのでじっくり見たいな、というのが感想ですが、大人数でわいわい色んな所を見るのも意外と楽しいですね。

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青島大学の寮の様子。前に北京で泊まった宿がこのくらいの綺麗さだったので私は素直に受け入れられましたが、女子たちは水回りが汚いとか言っていたり、ある部屋には虫の死骸が落ちているとか騒いでいる人もいました。

私たちの部屋も、布団が少しかび臭かったです。

 

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青島の有名なシンボル「栈桥」です。

 

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五四運動(1919年パリ講和会議の決議で旧ドイツ権益の返還・二十一か条の要求の撤廃を訴えた中国の要求が拒否されたことに対する北京大学の学生が起こした抗議運動)を記念して建てられた「五月の風」。

 

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 魯巡公園にて。ちなみに魯巡公園は上海にもあります。

 

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「奥帆中心」にて。2008年に北京オリンピックパラリンピックセーリング競技は青島で開催されました。

 

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昔、あの有名な蒋介石も宿泊した、「八大关」の「花石楼」。

 

このような生活、つまり

午前:授業&文化体験

午後:観光(そのあとたまに中国映画鑑賞会)

を帰国まで繰り返します。

ハードスケジュールなのもあってか、途中で疲れで寝込む人や風邪や熱を発症したりする人もいました(私も多分風邪をうつされました笑)。夜遅くまで飲み会とかおしゃべりしている人もいましたが、早く寝れば8時間の睡眠時間は十分に取れますので、しっかりと休息をとることを勧めます。

 

最終日は13:10に青島流亭空港を出発する予定でしたが、遅れに遅れて結局15:30に青島流亭空港を出発することになり、結局成田空港に到着したのが19:40くらいになりました。遅延のせいで、当日に新幹線で愛知県まで帰る予定だった人が間に合わずに結局ホテルに泊まって翌日帰宅する人もいました。

 

3.HSK奨学金短期留学を振り返って

このプログラムが終わって一日が経ちますが、楽しかった11日間の余韻にまだ浸りながら写真の整理をし、そしてこのエントリを書いています。

今まで大人数でガヤガヤ行動するのはあんまり好きじゃなかったのですが、この短期留学は今までの人生の中でも一番楽しくてそして刺激をもらえるプログラムで、青島大学での卒業式では思わず仲間と別れるのが悲しくて涙を流していまいました。

留学にしてはかなり短い11日間のプログラムですが、それでもこのプログラムを通して、中国の言葉・文化は勿論のこと、それ以上に中国人の温かみ・優しさを肌で感じることができたのと、多くの仲間と出会えたのがものすごく大きかったです。

参加する前は、「人とうまく付き合えなかったどうしよう」とか「中国語がうまく話せなかったらどうしよう」とか色々心配していましたが、蓋を開けてみれば全然そんな心配はいらなくて、メンバーは年齢は高校生1年生から大学4年生、住んでる場所は南は鹿児島北は群馬、これまでのバックグラウンドや大学での専攻も全然違うけど「中国が好き」、「中国語がうまくなりたい」っていう同じ気持ちを持っているので、初日からみんなと仲良くなることができたし、拙い中国語でも中国人とコミュニケーションを取ろうとするみんなの姿勢に毎日薫陶を受けていました。

また、多くの参加者がいる中で、客観的な視点から自分が改めて中国語を聞き取る能力が足りてないなということを感じることが出来る良い機会にもなりましたし、このプログラムを通して得られた経験はこれから中国語学習を続けていくうえで大きなプラスになると思います。

 

 

このエントリを読んでHSK短期留学プログラムに少しでも参加してみたいな、と思った人はぜひ勇気をもってチャレンジしてみてください。特に中国に行ったことがない人、まだ中国語を始めたばっかりの人こそ参加してみてほしいと思います。これからの中国・中国語学習の指針になると思います。

 

何か質問があればコメント欄まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国語検定2級に合格&その対策

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3月に開催された第91回の中国語検定の2級の試験では,リスニングでかなり足を引っ張ってしまい,不合格になってしまいました.

註:不合格体験記はこちらから

milkieees.hatenablog.com

milkieees.hatenablog.com

 

ですが6月25日に行われた第92回中国語検定の2級の試験に,2度目の正直で合格することができました.

 

私が中国語検定2級のために行った対策及び参考書を時系列順にまとめます.

 

第91回中国語検定受験まで

私が中国語2級を始めたのは昨年の12月あたりからで,中国語検定2級に必要な基礎的な単語の勉強から始めました.とは言ってもその時はまだ中国語検定をいつ受けるかとかなどは考えておらず,勉強を始めた動機はHSK5級の試験を12月上旬に受験し,その後のつなぎとして単語の暗記をし始めたことによります.

中国語2級対策と謳っている単語帳はいろいろありますが私は以下の本を使いました.

キクタン中国語【中級編】中検2級レベル | 内田 慶市, 関西大学中国語教材研究会 |本 | 通販 | Amazon

この単語帳は,中国語検定2級を受験するに当たっては本当に基礎的な単語が集められていると思います.裏を返せば,Amazonのレビューにも書いてありますが,とても簡単な単語帳なので,この程度のレベルの単語のほかに,例えばHSK6級程度の単語くらいは覚えておいた方がいいんじゃないかと思いました(私は実際にHSK6級の単語も覚えていきましたし,それで筆記で要求されるレベルの単語はほとんど問題ありませんでした.ただ,中国語検定はHSKとは少し異なり,慣用句の意味を直で聞いてくる問題も出たりしますから,そのあたりの単語は別にカバーする必要があります).

 

年が明けて1月下旬ごろからは,実際に中国語検定2級の筆記の対策本を用いながら,勉強を進めていきました.

中国語検定2級の筆記問題の対策を謳っている参考書も割とありますが,私は

合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編 | 戴暁旬 |本 | 通販 | Amazon

を使い,3月の試験前までに2~3週は解きました.他の本は解いていないため他の本とは比較はできませんが,この本を解いていて良いな,と思った点は

1)問題量が豊富

2)文法説明のページが有用で,一つ一つの構文・語法説明につき殆ど例文が掲載されている

です.

 

1)に関しては,当たり前ですが,問題が多ければ多いほどより2級で問われるような文法や単語により多く接することができるので,この点は重要です.

特に作文問題に関しても全部で150問とかなりボリュームがあり,実際の試験でも問わ

れるような構文が豊富に掲載されていますから,この作文問題に関しては150問すべて暗記していくと実際の試験でも似たような構文の問題が出ます(作文問題に限らない)し,正しい文を覚える暗記することは試験勉強に限らず語学の基本だと思っていますので,この本でなくても文章暗記はおすすめしたいです.

あとはこの本の類語選択のところ4択問題でたくさん慣用句が出てくるのですが,そこに出てくる慣用句は4択になっているものも含めてすべて暗記しました.

 

2)に関して,私は特に副詞や動詞などの類義語のページが便利だと感じました.

実際の試験でも単語の使いわけに関する問題は一定数出ていて,今回の第92回の2級の問題を例にとると,パッと見ただけでも

・特意,专门,故意,特地の使い分け

・整顿,布局,整齐,布置の使い分け

・无论,尽管,哪怕,即使の使い分け(これは第1問と第4問で2回出題されていた)

などがありました(一概にこれは類義語の問題でこれは単語の意味を問う問題・・・と分けることは難しいのですが).

類義語に特化した辞典などはありますが

(例を挙げるならば:

中国語類義語辞典 | 相原 茂 |本 | 通販 | Amazon 

中国語学習シソーラス辞典 

・商務館学汉语近义词词典(中国で出版されている辞書.私はよくこれを使っています)                               などなど)

この辞書をすべて読むわけにはいかないので,試験対策として的を絞って類義語を学習できたことはとても効率的でした. 

しかも例文がついているため,わざわざ辞書を引かなくてもいいのがすごく大きくて,特に外出先で勉強する場合,外出先まで紙の辞書を持っていくわけにはいかないので,ものすごく助かりました.

 

ただし,私がこの点に対して疑問点を挙げるとすれば,中国語検定2級対策としては試験対策として的を外している気がしているのでは,ということです.

特に

1)正しい文の選択

2)長文読解問題

がそのように感じた箇所でした.

 

1)に関して,現行の中国語検定2級の大問2では正しい分の選択問題が出るのですが,この参考書では,正しい文をすべて選ぶという形をとっています.

これは筆者の戴暁旬さんが意図してそうなさっていると思うのですが,私の考えでは,正しい文章を1つ選ぶ問題と正しい文をすべて選ぶ問題では解く方法・頭の働かせ方がやっぱり違くて(もちろん正しい文章をすべて選ぶ方が難しいです),自分の頭の中で文法をしっかり整理するという点では大いに活用できましたが,中国語検定2級の対策になっているかは微妙です.ただ,この本に載っている文法問題に関しては2級を受けるならば知っていたいことばかりが書いてあったと思いますので,2級対策としてやるなら時間が余ったらやる,くらいの認識でいいのではと思っています.

 

2)は2回長文問題を解きましたが,文章が難しすぎて,それ以降やっていません.実際の中国語検定の問題はこれと比べてはるかに簡単に感じました.

註)解いたのが今年の2月下旬くらいですから,今読めばもう少しは理解できるかと思います

この本は2009年から販売されているものですから,当時はもっと難しかったのかもしれませんね.

他にも中国語から日本語への翻訳問題がないのも中国語検定2級の対策を謳う参考書としてどうなのかなと思ったりします.

 

ただ私は(勿論試験を受ける以上合格したいのは当たり前ですが)中国語検定に合格するためだけに中国語を勉強をしているわけではないので,以上の私のこの参考書に対する疑問点は中国語検定に対する各々のスタンスによるかと思います.

なので,各個人の中国語に対するスタンスに合わせて対策本は選ばれるのがよいのではないかと思います.ちなみに私が知っている他の2級対策本は

中国語検定2級一ヶ月でできる総仕上げ

中国語検定2級徹底攻略―筆記問題完全マスター

CD2枚付 中国語検定2級問題集-頻出単語集付 (この一冊で完全攻略!試験問題集)

中国語検定対策2級問題集《CD2枚付》

などがあります.

 

3月に入ってからは中国語検定2級で実際に出題された過去問を取り組みました.

ちなみに本屋で売っている中国語検定の過去問は

中検2級問題集2017年版: 第88回~第90回 (中検研究会より)

中検2級試験問題[第89・90・91回]解答と解説 (日本中国語検定協会より)

と2種類ありますが,協会から発売されている過去問についているCDでは,試験と同じく2回繰り返してしゃべってくれるらしいですね(中検研究会は1回のみの放送).

私は,メルカリで中検研究会から発売されているものが安く手に入ったのでそちらを使っていましたが,正直どちらでもよいかと思ってます(上に述べた以外にも,解説の詳しさなどに差はあるようです).

他にも,大問2~4に関しては公式ホームページ

中検_試験問題・解答

に載っている過去問を,慣用句などの語彙力増強のため,遡って解いてました.

実際の過去問はやはり重要で,同じ問題が出るとは思っていませんが,過去問を何回か解いていると「あ、この文型みたことある」とか「この慣用句が前の試験にも出ていた」というのは感じました.

現在出版されている参考書がいずれも古くなってきていることを考えると,中国語検定の試験対策としてはやはり過去問が一番なのではないかというのが私の考えです(これは中国語検定に限らずすべてに言えることではあると思います).

でも市販の参考書も,上に書いたように過去問だけでは不足しがちな問題量を補えたり,的を絞って文法学習ができたりするので,どっちの方が絶対良いとか言いたいわけではなくて,やはり使い分けが大事なのだと思います.

2022年に冬季北京オリンピックがありますから,2008年の夏季北京オリンピックが開催された時みたいに中国語ブームが来れば,新しい参考書でも発行されるのではないでしょうか.期待しましょう.

 

第92回中国語検定受験まで

以前のエントリでも書きましたが,中国語2級のリスニングを想定以上に侮っていました(実際過去問では一回も70点以上は下回らなかったのでなおさらです).

今回の第92回試験でも少し感じましたが,やはり試験会場独特の雰囲気というものがあって,一人図書館でイヤホンで静かに聞くリスニングと,試験会場でほかの受験生がいる中でスピーカーで一斉放送では少し感覚が違います.

例えば,私は後で自己採点ができるように自分の答案を解きながら問題用紙に〇印をつけていきますが,この〇をつける音って周りの人に割と聞こえるんですよね.なのでいかに周りに聞こえないように印をつけるか,などというどうでもいいことを考えていると聞き逃してしまうことがあり,そのような心理的な側面が試験の結果に影響を与えることがありました.

ですから,少しでも試験中に気持ちに余裕が持てるようにというのもあるし,それ以前に単純にまだ全然リスニング力が足りないと感じていたので,4月からは,場慣れをするために中国語検定2級のリスニング問題の特化した学習を行い,また毎日中国語を聞くように心がけました.

 

参考書は,筆記のトレーニングブックと同系列の

CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編

を使用しました.

 この本は先ほどの筆記の本と同じく問題数がかなり多いです.

(大問1対策 14セット 大問2対策 10セット 模擬問題 1セット)

録音スピードはほぼ中国語検定2級と同程度です.

ただこの本も2008年から販売されている参考書なので,傾向が少し違うなというのは感じました.例えば現在のリスニング試験第一問ではAの発話に対するBの質問(例えば“说话人的意思是“など)を選ぶ問題ですが,この参考書ではAの発話に対するBの返答として適するものを選ぶという形式になっています(大問1の(6)~(10)と大問2の形式は同じです).

また,大問2の問題で2分間くらいしか発話しない問題もあったり(現在の中国語検定では3分くらい話している気がします),少し簡単目な印象は受けました.

この本では,問題を解いた後にディクテーションやシャドーイング練習に使ったり,通学の時間に再生スピードをあげて何回も繰り返し聞きました.

 

中国語検定のリスニング試験の勉強をしていて,中国語のリスニングは,WPM(発話速度)が速いから聞き取れないというよりも,中国語の音が単語とセットで頭の中で入ってないから内容が理解できないという側面の方が大きいのではないかと感じています(これは以前のエントリでも書いたような気もします).

中国語検定のリスニングはHSKと比べて信じられないくらい遅いですが,ちゃんと音と意味とが結びついてないと何言っているのかわからないし,逆にHSKのリスニングを聞いていても自分の頭の中に記憶している音と意味が結びついていれば聞き取れるということは往々にしてあります.英語のリスニングを勉強していた時期も一時期ありましたが,これは英語よりも顕著な現象だと思います.

ですから,中国語のリスニングの勉強は音読・シャドーイングなりの声を出す練習はとても重要だと思っています(おまけにスピーキングの練習にもなるから一石二鳥ですね).

 

筆記については,3月の時点で90点近い点数が取れていましたから,3月に受験の際に暗記した慣用句と例文をもう一回確認しただけで,とくにこれといった対策はしませんでした.

 


 今回の中国語検定ではリスニングが70点とギリギリラインで合格できました(一問かなり迷った問題があったのでかなり危なかったです).当面の目標が中国語準1級を取得することですが,準1級までにはまだ道は険しそうです.

次は9月か10月あたりにでもHSK6級を受験するつもりです.

あと今年の8月に孔子学院総部/国家漢弁主催の青島での短期留学プログラムに参加することになったので,帰ってきたら感想含めてブログを書こうと思ってます.

 

おわり

第91回中国語検定2級の反省

3月に中国語検定2級を受けて、自己採点はその日のうちにしたのですが(その時の日記はこちらから)、リスニングで50点というかなり低い点数を取ってしまい不合格確実でものすごい萎えてたのですが、4月中旬に正式に葉書が来ていました。

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自己採点では、日訳と中訳の部分を省いて62/70(1:16 2:18 3:18 4:10)でしたから、日訳の部分が8/10で中訳の部分が16/20ということになりましたね。

 

日訳の部分に関して:

和訳箇所は

a:处理半瓶水是家常便饭。每次散会后,这是最让人挠 头的。

b:这一做法还没 成为共识,未纳入法规,贴的厂家寥寥无几。

でした。(詳しい問題は協会のHPから入手可能)

 

aの難しいと思った箇所は“半瓶水”ですね。

ここは普通に直訳「半分の水」とか「半分残った水」とかしようといろいろ悩みましたけど、この話全体として、まだ飲み干していない水を廃棄するのはもったいない、という調子で書かれていたので、この部分の訳は「飲み残しの水」として、全体の訳として

「飲み残しの水を処理することは日常的なことだ。毎回会議が終わった後、これは最も煩わしいことだ。」

と書きました。“家常便饭”の訳として「簡単な家庭料理」という訳もありますけど、ここでは完全におかしいですね。“挠 头”の訳で少し点数を引かれた可能性はあります。

bの難しいと思った箇所は二か所あって(どちらも自分の語彙力のなさに起因するものですが)

Ⅰ:“法规“の訳

Ⅱ:“寥寥无几”の訳

どちらも自分の語彙力のなさに起因するものですが

Ⅰに関しては、法规,规则,规律など似た単語があるせいで、訳を「規則」「規律」「法律」「決まり」うちどれにするか迷いました。(結局「規則」にしました)

Ⅱに関しては、試験会場でみたときは「なんかの成語かな?」と思って結局わからなかったので、「まったくない」と書きましたが、”寥寥“ で「きわめて少ない」という意味があるそうです(日本語にも文語表現であるらしい・・・)。なのでここは多分点数引かれているんじゃないかと思ってます。

全体の訳として「このやり方はまだ共通の認識になっておらず、まだ規則に取り入れられておらず、貼る工場はまったくない」と書きました。“贴”の目的語を書いた方がよかったかもしれません。(“标贴”の正確な訳がわからなかったので、減点を嫌って書きませんでした。)

 

中訳の部分に関して:

一番上が問題、2番目が模範解答、3番目が自分の解答です。

⑴ いつだったかは忘れたが,わたしはこの種の鳥をどこかで見たことがあるようだ。

忘了是什么时候,我好像在哪儿看过这种鸟。

我虽然忘了什么时候,可是好像在哪儿看过这种鸟。

この問題の「忘れたが」の「が」は逆接じゃない気がします。なので“虽然……可是……”を使ったのは違う気がしています。

⑵ あなたは部屋の片づけが終わっていないのに,遊びに行くつもりなの?

你房间没收拾完,还想出去玩儿(啊)?

你打扫完房间之前,打算去玩儿吗?

⑶ わたしは定年後は,あちこち旅行したい。

我退休以后,想到处去旅行。

我退休以后想去很多地方旅行。

”到处“を使うのはうまいなと思いました。

⑷ ここ数日彼の顔を見ないが,体調が良くないのかもしれない。

这几天没看到他,也许是身体不好(吧)。

这几天没看到他的脸了,好像他的身体不好。

「彼の顔」の部分は難しかったです。日本語の「顔を見ていない」っていうのは「会っていない」という意味(だと自分は思ってる)なので、模範解答通り“他”だけで済ませようと思ったけど、最後悩んだ挙句“他的脸”と書き直しました。

あと、「かもしれない」を“好像“と誤訳しました。

⑸ 何度も彼女にメールを送ったが,まだ返事が来ない。

给她发了好几次电子邮件,但是她还没回信。

虽然给她发了好几次伊妹儿,可是还没有回信。

ほぼ同じですね。

 

ここが不自然な表現だ、と思ってくれた人はコメントで教えてくれると嬉しいです。

 

おわり

中国語検定2級を受験して

今日3月26日に第91回中国語検定があったので、2級を受験してきました。(ちなみに会場はワークピア横浜)

 

この試験は、もう一つの代表的な中国語の試験HSKとは違って、自己採点ができるのが特徴で、試験終了すぐに模範解答がウェブにアップされていたので自己採点。

ちなみに合格基準点は、試験により得点調整が入りますが

リスニング:70/100

筆記:70/100

で、どちらかが70点未満だと仮令どちらかが満点でも落ちるシステムです。

 

で私の自己採点は、日本語訳、中国語訳の部分を除いて採点したところ

リスニング:50/100

筆記:62/70

でした。

リスニングでこの点数だと、ほぼ間違いなく不合格だと思うので、6月にもう一回受験することになりそうです。

 

この試験のインターネット上などでの前評判では、リスニングは易しく、筆記の方が難しい(HSKは真逆で、リスニングは難しく、筆記が簡単)とのことでしたので、大学の春休みに入った時から筆記の勉強を続けていました。

(ちなみに使ってた本は、戴暁旬さんの青い本)

なので、中国語の音声を聞かない日も多々あって、免許合宿にも行っていたため、完全にリスニングの勉強が手抜きになってましたね・・・。

 

たかが中検2級の試験ごときで不合格になっているようではやっぱり実力がないんだろうなーと感じているので、リスニングの勉強は続けていきたいですね。

筆記の方は問題なさそうなので、HSK6級の阅读の問題は始めて行きたいです。

HSK5級に合格&その対策

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HSK4級に受験したのが9月中旬で、それから3か月ほどの間で5級を受験する流れとなりました。本当はこの時期に受ける予定はなかったのですが、HSKの留学フェア(下のリンク参照)に参加したとき、12月のHSKの受験料が半額となる割引券を貰ったので、折角だから腕試し程度に受けてみるか、ぐらいのノリでした。

www.hskj.jp

 注)HSK5級は本当だと合格とか不合格とかないですが(TOEIC方式)、180点以上が大凡の目安として一般的に考えられているので、それに則りこのエントリでも、180点以上を合格という風に定義しています。

 

単語の勉強は、以下の単語帳を使用しました。

品詞別・例文で覚えるHSK基本語彙5級6級 郭春貴・郭久美子編者 白帝社

5級の単語は前々から勉強していたので単語についてはあまり不安はありませんでした。併し、1か月前に単語の総点検をしていたら、結構忘れている単語があり、焦って覚えなおしたのを覚えています。

品詞別・例文で覚えるHSK基本語彙 5級―6級 | 郭春貴・郭久美子 |本 | 通販 | Amazon

 

HSK5級の問題集は、以下の問題集を使用しました。

HSK五级全真模拟测试题集  王尧美主编  北京语言大学出版社

これは私が9月に北京に行ったとき、王府井书店で買ったものです。やってみた感想としては、本番の試験とそう難易度は変わらないな、という印象でした。なのでこれやってもいいと思いますが、少し気になった点が、听力のパートで、少し出題形式が違ったことです。この問題集では听力の第三部分の後半で、一つの話に3つの設問がついている問題しかありませんでしたが、本番では2つの設問の問題もあったりして、戸惑ったのを覚えています(;・∀・)

ちなみに、私は時間が無くて、この中にある模試を3回分しか解けませんでした。(主に11月に発売されたポケモンサンムーンのせい)

因みにこの本は、amazon.cnからだと購入できるようですね。

《新HSK(5级)全真模拟测试题集(附MP3光盘1张)》 王尧美【摘要 书评 试读】图书

 

听力は、付け焼刃だとどうしようもないと思うのであれですが、強いて言うなら、聴読中国語の速読音源とか、上の問題集の音源とかを試験会場に行くときに聞いていたくらいです。

 

阅读に関しては最初通しで問題を解いたとき、HSK4級で時間が余りまくっていたせいか、時間の足りなさに驚きました。私の場合、ギリギリで終わるか、一問できないかくらいの状態でした。HSKを攻略するカギは、特に日本人の場合に関して言えば、阅读がカギであると思っているので、阅读は時間配分をよく考えて勉強するようにはしていました。具体的には

第一部分;8分

第二部分;12分

第三部分;20分

のこりの5分は見直し

という風なプランを立てていました。しかし本番では10分強の時間が余ったのを覚えています。

 

写作はそれといった対策もせずに、本番のノリで何とか書くことが出来ました()

ただ、第二部分の100番に関しては最初から定型文を用意しておくとよいらしいですね。定型文の作り方に関しては、色々なサイトを参考にしました。例えば

新HKS5級対策 | ドラゴンブログ

【HSK】HSK5級の作文は裏ワザあり!対策の仕方とは? | 中国語道!!

とかです。

 

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本当は試験結果を昨日見られる予定だったのですが、アクセス集中などで結果が見られなくてかなりイライラしていましたが、蓋を開けてみると、自分の想像を超える点数で合格出来ていたのでかなりうれしいです。

次は6月に中国語検定2級を受けられたらいいかな、と思っています。

 

おわり

 

 

 

 

 

 

HSK4級に合格&その対策

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受けた直後からだいぶ自信はありましたけど、やっと結果を見て安心できました。

恒例の、誰かのためになるかもしれない、合格までに使ってた教材をまとめます。

★単語

私は「品詞別・例文で覚える HSK基本語彙 1級~4級(白帝社)」を使って、特に3級~4級の所を重点的に暗記しました。1~2級の配当語彙は普通に中国語を勉強していれば当たり前ってばかりの単語だったし、3級も殆ど知ってる単語だったけど、3級は受けていなかったので一応勉強しとこうぐらいのノリで暗記してました。

★総合教材

3冊の教科書をひたすら暗記・シャドーイングしていました。

①「中国語の並木道(白帝社)」

②「会話時間(白帝社)」

③「学漢語Ⅱ(白帝社)」

どれも大学の中国語の講義で使ってた教材なので、夏休みの間に一気に暗記しました。特に①と②は1年次の教材だったので殆ど完璧に暗記しました。

★試験問題集

amazon.jpで「新汉语水平考试模拟试题集」を購入して、2か月ほど前からコツコツ取り組みました。4級の阅读は時間が足りるのですが(今5級の勉強をしてますが、阅读の時間ほんとに足りません汗)、听力がまだまだ力不足だったので、2週間くらい前から毎日音源をきいて耳を慣らしました。この問題集は実際の問題よりもむずかしめに作られているので、本番のスピーカーの発声速度もこの問題集よりもかなり遅めで殆ど聞き取れました(殆ど聞き取れたなら満点を取れと突っ込まれそうだ)。

あとこの問題集の书写の第二部分の部分(つまり絵を見て一文を創作する問題)のパートの答えを暗記して試験を受けに行ったら、一題ほとんど同じような絵と単語が与えられて、暗記してたものそのまま書けました、ラッキー。

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今5級の試験勉強をしていますが、4級とは単語の面でも量の多さも段違いで難しいです。これは気を引き締めて頑張らないとなーと思っています。

 

あと10月16日にHSKの中国留学・転職フェアに行ってきました。ホームページには何も書いてなかったけど、会場で段文凝さんのトークショーやってました(段文凝さんかわいい)。あと、そのフェアで12月のHSK試験料が半分になる権利を抽選で獲得したので(各大学のブースを三か所以上回ると一回くじが引けて、そのくじに応じて無料券、50%オフ券、はずれでも10%オフ券がもらえる仕組み)行ってアドしかなかったですね。